ヒストリアとミカサは表面的にはエレンに対する恋のライバルのように見えますが、これもいつものミスリードだと思っています。本筋としては進撃の巨人は真の王であるアッカーマンとそれを守るために巨人になったユミルの民の物語(という設定が隠されている)と思っていて、ヒストリアが始祖の巨人を継承して過ちの歴史を繰り返すのかミカサが真の王となって始祖の巨人を征伐するのかという二者択一のミレニアムイベントが描かれているのだと思います。そう考えて物語を読むとき、ヒストリアの考えを理解に苦しむ場面が後半に出てきます。一番の難関は「二度と胸を張って生きることができない」や「私が子どもを作るのはどう?」や始祖放送を聞く時の表情です。私の中で最終的な答えではないですが、今のところはエレンは始祖の力を使ってヒストリアに何らかの未来の記憶を見せ、巨人が消滅した世界(エレンから託された世界)で胸を張って生きるための選択として子どもを作る決断をしたのだと考えています。つまりヒストリアは地鳴らしの未来を受け入れてその上で胸を張って生きる覚悟をしたということです。というかそれしか思いつきません。
『ヒストリアの子供の父親エレン説』についてその根拠となる「130話の会話シーン」に対しての自分の考えをコメントに残させていただきます。皆さんの考察の一助となればと存じます。 さて根拠となっている130話の「私が子供を作るのはどう」とヒストリアが提案する会話シーンですが この会話の前半部分は「イエレナ→フロッグ→ヒストリア→フロッグ→ヒストリア→」と会話を繋げてリレー形式の演出になっているということが非常にわかりすいシーンでした。 一方で後半部分「ヒストリア→ジーク→ヒストリア→ジーク→ヒストリア」の連続会話の意味が私は初見では全くわかりませんでした。会話の内容が全く繋がっておらずリレーとして成立していなかったためです。 この疑問について自分なりに考察したのが以下です。 エレンの「世界を滅ぼす、すべての敵をこの世から一匹残らず駆逐する」「できるさ、お前はあの時オレを救ってくれた世界一悪い子なんだから」が66話のヒストリアの「人類なんか嫌いだ、巨人に滅ぼされたらいいんだ」「つまり私は人類の敵、最低最悪の超悪い子」「エレンをここから逃がす、そして全部ぶっ壊してやる」を踏襲していることは明らかです。そうだとすれは、この前後にも踏襲されている要素があるのではないかと考えました。 ここでその直後のジークがミカサについて語る「ただお前のためなら巨人をひねり殺せるくらい、お前が好きなだけだ」というセリフは68話のヒストリアが『エレンを助けるという選択を自分の意思でし、ロットレイス巨人にトドメをさす』こととなった描写に対応しているのではないかと思い至りました。※ また68話のヒストリアの『エレンを助け、自身の手でロットレイス巨人を倒す』ことが『女王としての役割を全うする』『エレンと自分のために自分を殺さず我儘を通す』という両方の要素を備えた手段であったことから130話のヒストリアの「私が子供をつくる」ことが『女王としての役割を全うする』『エレンと自分のために、自分を殺さず我儘を通す』双方を通す手段であったことに対応していると捉えることができます。 会話はその後ヒストリア「じゃあエレン」→ジーク「お前は(ミカサの好意に)どう答える」エレン「俺は長生きしてもあと4年しかないんだぞ」→ヒストリア「私が子供を作るのはどう」 と繋がっており このシーンは上記のミカサとヒストリアの対比(※)も考慮すると、ミカサとヒストリアはエレンに好意を抱いており、先の短いエレンはどう2人の気持ちに答えるのか、といった描写であると考えられます。 この後実際にヒストリアが子どもを妊娠しているため、素直に読めばエレンはこの提案を受け入れ、ヒストリアの妊娠した子供は2人の間の子であると読み取ることができます。(この子の父親とされていた青年については詳しい描写が本編ではないためわかりませんが、エレンが父親であるとは公言は出来ないことにより立てられた代理の父親役という説が有力) さらにここでアニメの原作130話に相当する回を参照すると、漫画版とは違い前半でミカサとエレンの関係性を強調するシーンが挿入されておりそこでミカサはエレンに「俺はお前の何だ」と問われたときに「あなたは家族」と(恐らくこれはミカサの本心ではありませんが)答えており、ミカサのエレンへの好意についてのアンサーが同一話で示される構造となっていました。 この点でもミカサとヒストリアの対比構造が意図して描かれたものであると感じました。 またエレンとヒストリアの子供は、『進撃の巨人継承者と王家の血筋から生まれた子供』で、同場面に出てくるジーク(グリシャとダイナの子供)と同じ血筋であることが対応しておりさらにエレンが子孫を残すということは、この場面の前にエレンがジークから説かれている『エルディア人から生殖機能を奪う』というジークの思想に真っ向から反するものでもありますつまり「ジークの存在とジークの思想」と「エレンの子供」による対比の構造になっているのではないかと考えられます。 まとめると、一見繋がりのなかったこの会話シーンの後半部分は、『ヒストリアとミカサ』『66話〜68話(アニメ3期)と130話(アニメ4期)』『ジーク(の思想)とエレンの子供』の3つの対比構造を描いたシーンだったのではないかと思いました。 またこの会話に加えて、「エレンと初代フリッツ王」「始祖ユミルとヒストリア+ミカサ」が対応してることが作中描写から明らかであることを考慮すると、エレン(フリッツ王)とヒストリア(始祖ユミル)の間に子供が存在しない方が不自然です 以上から『ヒストリアの子供の父親エレン説』はかなり有力な説なのではないかと感じました。 長文失礼しました。
公式には一応、否定?されてるけど作者が二癖もある人だし、やはり個人的にはエレンが父親な気もする。グリシャも金髪&黒髪の女性双方共に妻にしてたし重要な伏線かなとも思う。その子供はある意味、出生地など何者にも縛られない、という事からも自由である。
イェーガー家の男児は特別な女性が二人いますよね。グリシャにはダイナとカルラ。エレンにはヒストリアとミカサ。ジークにはイェレナとピーク。なのでエレンはヒストリアとミカサ、どちらか一方のみではなくて、どちらも等しく大事で愛していたのだと思ってます。因みに前者の女性は容姿が金髪で、自身の目的を共有する者同士なのに対して、後者は黒髪で本質を隠していたのも共通しているので作者の意図的なものを感じます。
ヒストリア派だなぁ
エレンは「良い人」だな
自分らしく生きろと遠回しに言っている
ヒストリアとミカサは表面的にはエレンに対する恋のライバルのように見えますが、これもいつものミスリードだと思っています。本筋としては進撃の巨人は真の王であるアッカーマンとそれを守るために巨人になったユミルの民の物語(という設定が隠されている)と思っていて、ヒストリアが始祖の巨人を継承して過ちの歴史を繰り返すのかミカサが真の王となって始祖の巨人を征伐するのかという二者択一のミレニアムイベントが描かれているのだと思います。そう考えて物語を読むとき、ヒストリアの考えを理解に苦しむ場面が後半に出てきます。一番の難関は「二度と胸を張って生きることができない」や「私が子どもを作るのはどう?」や始祖放送を聞く時の表情です。私の中で最終的な答えではないですが、今のところはエレンは始祖の力を使ってヒストリアに何らかの未来の記憶を見せ、巨人が消滅した世界(エレンから託された世界)で胸を張って生きるための選択として子どもを作る決断をしたのだと考えています。つまりヒストリアは地鳴らしの未来を受け入れてその上で胸を張って生きる覚悟をしたということです。というかそれしか思いつきません。
エレンとヒストリアは「悲しい共犯関係」が見てとれますよね。やっぱり礼拝堂の地下でのやり取りは二人の関係性を大きく変えたのかも。
『ヒストリアの子供の父親エレン説』について
その根拠となる「130話の会話シーン」に対しての自分の考えをコメントに残させていただきます。
皆さんの考察の一助となればと存じます。
さて根拠となっている130話の「私が子供を作るのはどう」とヒストリアが提案する会話シーンですが
この会話の前半部分は「イエレナ→フロッグ→ヒストリア→フロッグ→ヒストリア→」と会話を繋げてリレー形式の演出になっているということが非常にわかりすいシーンでした。
一方で後半部分「ヒストリア→ジーク→ヒストリア→ジーク→ヒストリア」の連続会話の意味が私は初見では全くわかりませんでした。会話の内容が全く繋がっておらずリレーとして成立していなかったためです。
この疑問について自分なりに考察したのが以下です。
エレンの「世界を滅ぼす、すべての敵をこの世から一匹残らず駆逐する」「できるさ、お前はあの時オレを救ってくれた世界一悪い子なんだから」が
66話のヒストリアの「人類なんか嫌いだ、巨人に滅ぼされたらいいんだ」「つまり私は人類の敵、最低最悪の超悪い子」「エレンをここから逃がす、そして全部ぶっ壊してやる」を踏襲していることは明らかです。
そうだとすれは、この前後にも踏襲されている要素があるのではないかと考えました。
ここでその直後の
ジークがミカサについて語る「ただお前のためなら巨人をひねり殺せるくらい、お前が好きなだけだ」というセリフは
68話のヒストリアが『エレンを助けるという選択を自分の意思でし、ロットレイス巨人にトドメをさす』こととなった描写
に対応しているのではないかと思い至りました。※
また
68話のヒストリアの『エレンを助け、自身の手でロットレイス巨人を倒す』ことが『女王としての役割を全うする』『エレンと自分のために自分を殺さず我儘を通す』という両方の要素を備えた手段であったことから
130話のヒストリアの「私が子供をつくる」ことが『女王としての役割を全うする』『エレンと自分のために、自分を殺さず我儘を通す』双方を通す手段であったことに対応していると捉えることができます。
会話はその後
ヒストリア「じゃあエレン」→ジーク「お前は(ミカサの好意に)どう答える」エレン「俺は長生きしてもあと4年しかないんだぞ」→ヒストリア「私が子供を作るのはどう」
と繋がっており
このシーンは上記のミカサとヒストリアの対比(※)も考慮すると、ミカサとヒストリアはエレンに好意を抱いており、先の短いエレンはどう2人の気持ちに答えるのか、といった描写であると考えられます。
この後実際にヒストリアが子どもを妊娠しているため、素直に読めばエレンはこの提案を受け入れ、ヒストリアの妊娠した子供は2人の間の子であると読み取ることができます。
(この子の父親とされていた青年については詳しい描写が本編ではないためわかりませんが、エレンが父親であるとは公言は出来ないことにより立てられた代理の父親役という説が有力)
さらにここでアニメの原作130話に相当する回を参照すると、漫画版とは違い前半でミカサとエレンの関係性を強調するシーンが挿入されており
そこでミカサはエレンに「俺はお前の何だ」と問われたときに「あなたは家族」と(恐らくこれはミカサの本心ではありませんが)答えており、ミカサのエレンへの好意についてのアンサーが同一話で示される構造となっていました。
この点でもミカサとヒストリアの対比構造が意図して描かれたものであると感じました。
またエレンとヒストリアの子供は、『進撃の巨人継承者と王家の血筋から生まれた子供』で、同場面に出てくるジーク(グリシャとダイナの子供)と同じ血筋であることが対応しており
さらにエレンが子孫を残すということは、この場面の前にエレンがジークから説かれている『エルディア人から生殖機能を奪う』というジークの思想に真っ向から反するものでもあります
つまり「ジークの存在とジークの思想」と「エレンの子供」による対比の構造になっているのではないかと考えられます。
まとめると、一見繋がりのなかったこの会話シーンの後半部分は、『ヒストリアとミカサ』『66話〜68話(アニメ3期)と130話(アニメ4期)』『ジーク(の思想)とエレンの子供』の3つの対比構造を描いたシーンだったのではないかと思いました。
またこの会話に加えて、「エレンと初代フリッツ王」「始祖ユミルとヒストリア+ミカサ」が対応してることが作中描写から明らかであることを考慮すると、エレン(フリッツ王)とヒストリア(始祖ユミル)の間に子供が存在しない方が不自然です
以上から『ヒストリアの子供の父親エレン説』はかなり有力な説なのではないかと感じました。
長文失礼しました。
公式には一応、否定?されてるけど作者が二癖もある人だし、やはり個人的にはエレンが父親な気もする。グリシャも金髪&黒髪の女性双方共に妻にしてたし重要な伏線かなとも思う。その子供はある意味、出生地など何者にも縛られない、という事からも自由である。
エレンはヒストリアにも全部話してたのか気になるわ
アルミンたちがパラディ島に帰還する時の女王の顔は知ってる顔だと思ってるけど
イェーガー家の男児は特別な女性が二人いますよね。グリシャにはダイナとカルラ。エレンにはヒストリアとミカサ。ジークにはイェレナとピーク。なのでエレンはヒストリアとミカサ、どちらか一方のみではなくて、どちらも等しく大事で愛していたのだと思ってます。因みに前者の女性は容姿が金髪で、自身の目的を共有する者同士なのに対して、後者は黒髪で本質を隠していたのも共通しているので作者の意図的なものを感じます。
スキル 鈍感 に爆笑した
アニメが完結しても続けそう
やはりエレ×ミカではなくエレ×ヒスか…
いち